Nana's MomDays

ワンオペ育児記録。DWEキッズ4歳のナナ、多忙な夫と3人暮らし。

イライラと涙が止まらない毎日に限界 保健所の育児相談に行ってきました

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こんにちは、3歳児ワンオペ育児中のとーこです。

 

ある意味赤裸々な告白になりますが、実は今年の始めあたりに、イライラと涙が止まらない日々に苛まれていました。

 

ダメだ!限界!

 

と思って、思い切って保健所の育児相談窓口に電話したところ、すぐに面会で相談できるアポイントの日程を調整してくれました。

 

(新型コロナウィルスの問題で、今は面談は難しいかもしれませんが、この時はまだ大丈夫でした)

 

電話一本で無料で育児相談をしてくれるなんて、ありがたい場所です。

 

もし、毎日の育児に疲れ果てて、行き詰まりを感じている方がいらっしゃったら、一度保健所に相談してみるのもありだと思います。

 

今回わたし自身が活用させていただいたので、どんな感じだったのかを記録しておきたいと思います。

 

 

 

 

イライラと涙が止まらなくなったきっかけ

 

まだコロナが大騒ぎになる前のことです。

 

思い返して、正確にいつからか、とは断言し難いんですが、たぶん、と思うきっかけがありました。

 

夫は忙しいサラリーマンで、ほぼワンオペ育児の毎日です。

 

そんな中、入園式用の服を買いに行くと言う名目で、夫に娘のナナを預け、わたしは仲の良い妹と出かける日を半日もらいました。

 

楽しかったです。とても。

 

必要な買い物して、お茶して。

 

ほんの数時間、それだけなんですけど、本当に自由で。

 

気兼ねなく喋れる相手とのお喋りをして、羽を伸ばして、リフレッシュした気でいました。

 

ところがです。

 

翌日は日曜日だったのですが、雨だったので出かけられず、夫は仕事を持ち帰っていたので部屋で仕事。

 

いつも通りの1日のはずが、ものすごく辛く感じてしまいました。

 

言葉が通じているようで通じていない3歳の子供と2人でいることが、こんなにしんどいのかと。

 

家にはいるのに無視状態で全く当てにならない夫の存在がこんなに疎ましいのかと。

 

改めて実感してしまったんです。

 

夫が家にいても無視状態なのは以前からそうでした。

 

ナナが夫に懐いていないせいもあり、ナナが泣き叫んでようが、一度自室にこもった夫はまず出てきません。

 

(仕事を持ち帰っていることが多く、夫だけ自室があります)

 

出てきて相手をしようとしてくれたこともあるんですけど、ナナが暴れるので結局わたしに物理的被害が及ぶんですよね…。

 

夫が出てこないと、一人孤立戦線にいるかのような心理的ダメージを受け、出てこられると、暴れるナナの手足や頭がわたしに当たり物理的なダメージを受けるという、どっちもどっちという状況。

 

そんな状態がいつものことなのですけど、前日が楽しかったせいで落差が激しくて、気分が落ち込みました。

 

たぶん、その日がきっかけだったように思います。

 

実家に避難するもイライラと涙は止まらい

 

 イライラすると、やっぱりナナにも当たりが強くなってしまい、いつもなら流せることも流せなくなります。

 

本当に些細なことで、情けないくらいでした。

 

ナナは極度の偏食なので、出した食事を「いらないの!」と突っぱねられることは、しょっちゅうあります。

 

いつものことなのに、カチンときて、「じゃあいいよ!食べなくて!二度と出さないから!」と言い返してしまう大人気なさ…。

 

夜になって3歳児に向かってムキになってしまった自分が情けなくて悲しくて、どうにも涙が止まらなくて、なかなか眠れず、寝不足がまたイライラを呼ぶという悪循環。

 

ナナも何かを察していたのか、感情が荒れるようになってしまい、「ばばのうち行きたい」と言うようになったので、これ幸いと、とりあえず、2人きりでいる状態から脱出しようと思い、ひとまず実家に身を寄せました。

 

ほんとコロナの外出自粛前で良かったです…。

 

実家には幸い、わたしの両親と弟がいてくれて、いつでも歓迎してくれる状態です。

 

実家にいれば、誰かしらがナナの相手をしてくれて、同じ部屋にいたとしても、わたしは少しナナと距離感を持てる状態になり、本当にありがたかったです。

 

でも、それでも以前と同じように、ナナと戯れて遊ぶ気にはならなくて、距離感を保ったままで、夜も泣けてきてしまい、眠れないという状態は続きました。

 

実家に甘えさせてもらっても脱せないこの状態は、本気でまずいんじゃないかと自分で感じで、保健所の育児相談に電話するに至りました。

 

電話でも話を聞いてもらうことはできたのですが、私の思い詰め方を察したのか、面談へと誘導してくれて、ちょうど実家から自宅に帰るタイミングで予約を入れていただけました。

 

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保健所の育児相談でもらった意見とアドバイス

 

保健所の育児相談は1回45分とのことでしたが、前の方が長引いて、わたしは実質35分くらいだったと思います。

 

それでも、翌日から少し気持ちが落ち着きました。

 

育児相談では、まずは担当の方が、ナナの状態を軽く確認する作業から始まり、3歳半検診の時に臨床心理士さんが行ったような簡単なテストを行いました。

 

  • 積み木を使って、先生が指示した通りの行動ができるか
  • 積み木を使って、先生と同じ形を作り出せるか
  • 先生の言った言葉、文章をそのまま繰り返して言えるか
  • 「お腹が空いたらどうする?」「おしっこしたくなったらどうする?」などの質問に答えられるか
  • 表情の描かれたイラストを見ながら、泣いている子、笑っている子がどれかを指差す

 

などのテストです。

 

ナナは相変わらずバラツキがあり、部屋の中の誰かが気になることをしていると、そっちに気がそがれたり、苦手なものは「お母さんが」とわたしにやらせようとしたり。

 

テストのあとは、ナナは他の方が一緒に遊んでくださり、わたしが相談員の方とお話しさせて頂きました。

 

わたしからは、3歳半検診での結果の要約、偏食のこと、些細なことでイラつくこと、自分の感情のコントロールが難しいことなどをお話ししましたが、その都度、理解を示して頂き、思わずまた泣けてしまいました。

 

その中で頂いたアドバイスでとても残ったものを記録して、ご紹介したいと思います。

 

まずありがたかったのが、

 

「理想の3割ができていたら十分自分を褒めてください」

 

というお話しでした。

 

毎回毎回、感情的にならずに諭すことなんて目指さなくていいんです、10回のう3回出来たらいいんです、3割できたら、寝る前に自分を褒めてください、と言われました。

 

完璧を目指しているつもりはありませんでしたが、数字でそう言われると、とてもわかりやすい目安になるので、ありがたかったです。

 

そして、3歳のナナは、言われたことを理解はしても、それを長時間記憶してその通りにすることや、他のことに応用する、と言うレベルまでは達していないだろう、ということを指摘されました。

 

実は、相談の前日、普段開けない棚を開けてしまい、仕舞い込んでいた非常時用のランタンにナナが興味を示してしまい、どうしても出したいと喚くナナに「お片付けできるならいいよ、終わったら片付けてね」という言い方をして、ナナは案の定片付けずに他のことをし始めて、結局一切片付けをせず、わたしはそれが我慢できずに怒ってしまった、ということがあったのですが、まさにそれでした。

 

「片付けるならいいよ、終わったら片付けてね」と言われた時の子どもは、本当に片付ける気でいるから、いいお返事をする、というんです。

 

でも、出して遊んだあと「お片付けして」と言わた時には、したくなくて、無視を決め込む、と言うわけです。

 

こちらからするとなんとも理不尽なのですけど、未来のお約束がまだ難しい、成長過程と言われれば、「まだ生まれて3年…そりゃそうかもな…」と納得できました。

 

これも相談員の方に言われたのですが、いわゆるイヤイヤ期の2歳児と、言葉がある程度通じている3歳児4歳児とでは、やはり親の方の戸惑いには大きな違いがあるそうです。

 

3歳、4歳相手だと、言葉の理解があって、意思疎通もある程度できてしまうことが返って落とし穴になってしまうようです。

 

親側は”返事をしてくれたので言葉が通じている”と思っていても、まだまだ成長過程のため、実は子供は親が意味している通りに受け取っていないことが多いのが実情なのですが、大人の方が勝手に”この子は言っていることを理解している”と思い込み、「言ったのになんで!?」となってしまい、フラストレーションが溜まってしまうことがよくあるということでした。

 

わたしはお恥ずかしながら正にこのパターンに陥って苦しんでいたみたいです。

 

そのことがはっきりしただけでも、だいぶ気持ちが落ち着きました。

 

あと、「なにかを注意するときは否定形ではなく、やるべき行動を伝える方法が良い」ということもアドバイスされました。

 

どこかの育児書などで書かれているのを読んだ記憶はあるのですけど、あまり実践できてはいませんでした…。

 

例えば、おもちゃなどを口にしていた時、「何お口にいれてるの?!」とか「そんなの口に入れないで!」とか言いがちなのですけど、「おもちゃはお口から出します」と言うほうが伝わると…。

 

これはわたしの課題になりそうです。

 

まとめ

 

今回、わたしはイライラと涙が止まらなくなって、自分が辛くなった時は、保健所に相談して、専門家と面談するというのは有用ということを経験しました。

 

考えても調べても分からないことは素直に先人に聞く、というのは勉強でも仕事でも基本だと思うのですけど、子育てもそうだなぁと実感しました。

 

今回のわたしの学びは…

 

  • 理想の3割に近づけたら、寝る前に自分を褒めていい!
  • ナナはまだまだ成長過程の3歳児、言葉が全部通じていると思わない!
  • 特に未来のことを注意しても難しいし、過去の注意を生すのはまだ難しい段階ということを忘れない!
  • 注意の言葉はその場その場で的確に。否定形ではなく、やるべき行動を伝える言葉で!

 

といったところでした。

 

もしわたしと似たような状況に陥って悩ましい状況にある方には、一度保健所に電話してみることを選択肢にしてみることをおすすめします。

 

人に話すと自分の頭も整理されるし、プロのアドバイスももらえるので、良い経験になるような気がします。

 

ここまでお読み頂きありがとうございました!