Nana's MomDays

ワンオペ育児記録。DWEキッズ4歳のナナ、多忙な夫と3人暮らし。

乳腺炎に食べ物は関係ない?!驚きの事実を今更知りました

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こんにちは、とーこです。

 

母乳育児経験者のママならきっと聞いたことがあるであろう、乳腺炎の恐怖。

 

わたしも乳腺炎未遂の経験者です。

 

わたしは2回ほど未遂事件があり、話は聞いていただけに、胸が熱を持っててガチガチになったときには本当に焦りました。

 

忘れもしません、それは2回ともトーストにチーズを乗せてパンピザ風に食べた日の夜です。

 

なので、「わたしの場合はチーズが合わないんだ!」と思い、それ以来授乳中はチーズを食べるのをやめました。

 

食事が母乳に影響するというのを身をもって経験した…と思っていたのですが、つい先日衝撃の記事を読みました。

 

食事が原因で乳腺炎になるというのは医学的根拠がない、というのです。

 

ちょっと古い記事だったのですが、あまりに衝撃で、ちょっとここでも記録しておきたい気分になりました。

 

良かったらお付き合いください。

 

 

そもそも乳腺炎とは?

 

ひとことでまとめると…

何らかの理由で乳腺が炎症を起こし、痛みや熱感、腫れを伴う状態のこと。

引用:https://doctorsfile.jp/medication/228/

 

という状態とのことです。

 

慢性、急性があり、授乳に関連して起きるのは急性の乳腺炎で、

乳汁が乳房に溜まることで起こるうっ滞性乳腺炎

うっ滞性乳腺炎が進行したのが化膿性乳腺炎

 

といった具合に、いくつか分類があるようですが、詳細は専門的な記事をお読みいただいた方が良いかと思うので、ここでは簡単なまとめに留めます。

 

授乳期のママさんたちが恟々とする乳腺炎、わたしがなりかけた乳腺炎は、授乳期に乳汁が溜まることで起こる乳腺の炎症だとわたしは理解しています。

 

乳腺炎の原因

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乳腺炎は、授乳期に乳汁が溜まることで起こる乳腺の炎症なので、単純に母乳量が多くて赤ちゃんが飲みきれていない、というだけでなく、乳管が十分開いていなかったり、もともと細かったり、赤ちゃんの吸う力が弱かったりという、色々な原因で起こります。

 

母乳が出ないこともでも悩み、出過ぎることでも悩むという、母乳育児のバランスの難しさ…、泣けてきますよね…。

 

乳腺炎に食べ物は関係ない?

 

わたしがお世話になった助産師さんも、授乳中の食事には気をつけるようにとおっしゃっていたので、わたしも授乳中の食べ物は大切だと頭から信じていましたし、和食中心のバランス良い食事にすることで乳腺炎の予防になると信じていました。

 

ところが、偶然こちらの漫画の記事をネットで見て、びっくりしました。

 

改めて調べてみると、お医者さん執筆の記事にも

 

  • 「乳腺が詰まるのは母乳の質によるものではない」
  • 「そもそも「母乳の質」という言葉は医学用語ではない」
  • 「母乳は、血液を材料に乳腺体で作られており、血液は、体の恒常性を保つ働きのために食べ物でそう簡単には変わらない」

 

といったことが書かれていました。 

 

「え…?いや、そう言われてみればそうだけど…あれ…?」となることがズバズバと…。

 

そして、食べ物が原因で乳腺炎になるというのは医学的根拠がないというのです。

 

これにはびっくりでした。

 

いや、だって、わたし、2回ともチーズ食べた日に詰まったよ?と。

 

2回ともたまたまなの?と、なんだか不思議な気分になりました。

 

<体験談>わたしが乳腺炎になりかけた日

 

助産師さんのアドバイス

 

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先述したとおり、わたしは2回とも朝ごはんにチーズトーストを食べた日の夜に起こりました。

 

娘がまだねんねの頃だったので、生後3ヶ月前後だったと思います。

 

夕方、ちょっとおかしいな、胸が熱持ってる気がするな、と思ってから、あっという間でした。

 

どんどんガチガチになって、痛みも出始め、これが噂の乳腺炎だ、と確信するまで、そんなに時間はかかりませんでした。

 

すでに病院は閉まっている時間。

 

朝まで待ったら大変なことになる気がすると感じて、必死でネット検索して、訪問助産師さんを探し当てました。

 

緊張しながら電話をしたら、予約は取れなかったものの、電話相談に乗っていただけました。

 

詰まっている場所を冷やすこと、そして、赤ちゃんに吸い出してもらうのが一番いいということで、詰まっている場所を赤ちゃんの顎側に向くような姿勢で授乳すること、押し出すように抑えること、などをアドバイスされました。

 

娘が吸い出してくれた

その夜は胸が熱いし痛いしで、腕も動かせず、寝ることもできずに、ひたすら娘の隣で横になって授乳タイミングを待ちました。

 

わたしが詰まらせたのは左の左上、脇近くのあたりでした。

 

そこを赤ちゃんの顎側にくるように飲ませるって、抱いてたら難しいですよ。

 

仕方ないので、寝ている娘に上から覆いかぶさるように口に加えさせました。

 

いつもと違う状態にちょっと嫌がる仕草も見せましたが、夜中ですし、咥えさえすれば素直に吸ってくれました。

 

何回目の授乳だったか覚えていませんが、スパイダーマン状態で痛い胸を押さえながら必死で、ぬけろ、ぬけろ、と思っていたら、ある瞬間です。

 

あ、抜けた!と思った瞬間がありました。

 

そして娘が泣き出したのです。

 

とっさに、詰まってた部分が美味しく無かったんだ、と思ったのを覚えています。

 

反対側を普通に飲ませて寝かせました。

 

そして、そのあとはいつも通りの授乳に戻り、朝になったら嘘みたいに胸の硬さも痛みも熱も引いていました。

 

2回目の未遂事件

 

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2回目も同じパターンでした。

 

もしかしたら、チーズが原因かもしれないという感覚はあったので、チーズの量をほんの少しにしたチーズトーストにしました。

 

わたしの場合は幸い一晩で回復はしたものの、本気で怖かったし痛かったのですが、夫が作ってくれるというので甘えました。

 

すると、案の定その日の夜、同じパターンで夕方からおかしくなり、夜にかけて痛みが増して熱を持って硬くなり…。

 

夜中の授乳で娘に吸い取ってもらって難を逃れ、詰まったものが出てきた瞬間娘大泣き、というところまで同じでした。

 

それ以来授乳中にチーズは一切食べないようにしました。

 

すると、それ以後、詰まるということがなくなったのです。

 

この出来事で、やっぱり助産師さんが言っていたことは本当だったんだ、授乳中の食事管理大切!とすっかり思い込みました。

 

なので、今回の記事は本当に驚きでした。

 

まとめ

 

今回知った「乳腺炎に食べた物は関係ない」というのは衝撃ですが、医学的根拠がない、というのはどうやら本当のようです。

 

でも、だからと言って、食事に気をつけなくてもいい、ということにはならないのかなぁとは思います。

 

授乳中にしろ、それ以外の生活にしろ、バランス良い食事を心がけた方が体に良いことは間違いないはずですから。

 

授乳中は特に体力も気力も使うし、文字通り血を分けて与えて子育てをする時期なので、自分の体を大切にすることは、赤ちゃんのお世話と同様に重要なことだと思います。

 

なので、医学的に根拠がないとは言え、個人的な経験からは、この食べ物は合わない、と直感的に思ったものは避けた方が無難なんじゃないかなぁと、いうのが感想でした。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!